【本】 運のいい子をつくる「自然流」子育て/神代ゆう・御園生雅子
この本をもしも読んだなら、
きっと愛を感じることができるでしょう。
こう言うと宗教っぽく思われるのでしょうか。
わかりませんが、私のチープな表現力ではそうとしか言いようがないのです。
自分は毒親に育てられた、と思う方いたらぜひ読んでほしいと思います。
こんなに素敵な本を知らないで死んでいく人がいることが悲しいとおもいます。
著者の神代ゆう先生のお話を私は直接お聴きしていたことがあります。
わくわく「氣」ランドというセルフ・ヒーリング実践研究会主催のお教室で、
代表をされていました。
私がお話を聴かせていただいていたのは、ほんの3年くらいでした。
神代先生は、今はこの世にはいませんが、不思議なのですが、心の中にいつも存在があるような気がします。
この不思議な感じは、他になんと言ったらいいのかわかりません。
私は、
この本を読むと、「私」に戻れる。
どんなにささくれても、「私」に戻れる。
本の中身は「愛」です。
愛が分からないという方も、読んでみてください。
【映画】 ぼくは明日、昨日のきみとデートする
「思春期の子どもとのココチいい距離感、作れます」勉強会、教育新聞に載るの巻
先日、運のいい子を育てる勉強会をご紹介しましたが、
それは9歳までの勉強会で、それ以上のお子さまをお持ちのお母さま向けに開催している「思春期の子どもとのココチいい距離感、作れます」勉強会。
なんと!
教育新聞社さんから取材依頼があり、取材に来て下さったそうです!(*´Д`)
実物の北村さん、知っているのですが、本当に素敵な方です。
見た目はまさにthe美人という方ですが、特筆すべきは存在感。
包み込んでくれる空気感みたいなものがあってすごい存在感があります。
こういうのがオーラっていうやつかなと思います。
でも全然押しつけがましいとかではなく、、、。
会ったら分かると思います。
お会いするだけでなんかホッとするパワーをお持ちの方なので、会いに行くだけでもその価値はあるかなと、、、\(^o^)/
申込み先
【本の感想】私は日本を守りたい 家族、ふるさと、わが祖国/稲田朋美
一番強く感じたことは、
「善の基準・悪の基準のレベルが高い!」
ということです。
どのレベルに視点を持ち、何のために何をするのか?ということを考えさせられます。
そして、すごく感動します。
私は日本人だなって思います。
そして、日本人であることを誇りに思えます。
こんな言葉があるかどうかわかりませんが、
「眉間が開ける」みたいな感覚で読み進みました。
私には思いもつかなかったレベルの視点に、驚きと納得でした。
日本という国を知れる一冊です。
弁護士さんらしく、論理的かつ分かりやすいです。
言われてみれば至極真っ当なこと、なんですが、気づかなかったし、分からなかったと思います。
【本の感想】約束の森/沢木冬吾
ジャンルは、ハードボイルド。
苦手分野、です。
じゃあ、なぜ読もうと思ったのか。
あとがきに、ハードボイルドだが、全編を通して緊張感の続く作品群とは違う点がある、それは弛緩だという一文があったため、読んでみようという気持ちになったのです。
果たして。
心温まる場面や、ゆったり読める場面、ほろっとする場面もあるなかで繰り返される緊張の場面、そして、ド迫力のラスト。
舞台が日本とは思えません。
ハードボイルド好きだったら、たまらんでしょうね。
苦手でも一度は読んでみたいと思う方は、この本がオススメです。
長編ですが、先が気になるのでどんどん読み進めてしまいました。
中に出てくる主要な登場犬物のドーベルマン・ピンシャー「マクナイト」が最高にかっこよく、間違いなくこの物語の一番のヒーローはこの犬のマクナイトでしょう。
インコの「どんちゃん」がきらりユーモア大賞。
基本はハードボイルドで、動物物語ではありませんが、感動することは間違いない。
人は死に過ぎますので、そのあたりの心の準備はしておいて。
約束の森
警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる―。(引用:Amazon)
【本の感想】考える葉/松本清張
前半がなかなか進まず、難航しました。
この遅滞している前半は、後半になってようやく日が差してき、
半主人公・崎津弘吉が動き出してからやっとリズムにのってきました。
これまた長編でした。
松本清張は多作の作家ですが、今まで読んだものは知名度があるような作品ばかりでした。
今回の作品は、登場人物があまり魅力的に思えなかったところが読み進むのにエネルギーがいった理由でしょうか。
全容もポイントが絞り切れていないように思いました。
ただ、それは松本清張というレベルでの話だから、普通には、十分に読みごたえはあるし、読み終われば充実感もあります。
考える葉
硯つくりの青年・崎津弘吉は、留置場で知り合った井上代造に釈放後も親切にしてもらう。だがそのころから崎津は不可解な事件の渦中に巻き込まれ、ついには覚えのない外国視察団長射殺事件の犯人にされてしまう。罠に落ちた崎津は、自ら真犯人を突き止めるべく動き出す。巨富と権力を握る闇の実力者。戦時中の隠匿物資の謎。孤独な青年が辿り着いた意外な真相とは。(引用:Amazon)
【本の感想】月光の東/宮本輝
タイトルに惹かれて手に取りました。
「月光の東…? なんだろう…」
この時点でしてやられてたな、と読み終わって思いました。
宮本輝の小説に出てくる女性は皆とても魅力的です。
魅力的なんだけど、同じ女性から見ると言葉では言えない感じをうけます。
登場人物のほとんどが姿かたちの美しい女性だから嫉妬している部分もあるのかもしれません。
それを抜いたとしても、それは女性と男性の間の、深くて暗い河、なのかもしれないなと思いました。
あらすじ、あとがきなど読まないで読んで、正解でした。
これから読んでみようと思う方は、白い状態で読んでみることをオススメします。