この階段を登ると…2階(当たり前)

脱・真面目、適当を目指して。

【本の感想】愉楽の園(宮本輝)

タイを舞台に一人の女性が立ち直るストーリー。

立ち直る…という言い方が合っているのかどうかわからないですが、どう生きていくかを決めるまでの物語という風に感じました。

女性というのはふらふらと決められない心があるもの。

けれども決めたら強い。

ここまで何作品か読んできて、宮本輝という人の輪郭が少しずつわかってきたような気がしました。

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